SALE-2025.02.15

今年で創業100年周年

15歳で弟子入りして3年、年季が明けた18歳の月村保夫は奈良市の油阪町辺りで大正15年・昭和元年に創業、その後奈良から天理に続く街道として栄えていた奈良町の一画の鳴川町に開店、戦後の奈良には100件ほどの仕立て屋がある中で燕尾服やモーニングコートを縫える職人は数人だったそうで、その技を学びに来る弟子を常に10人程抱える大所帯だったそうです。
職人としての腕前もさることながら酒は1晩で一升五合、踊りも好きも講じて日本舞踊の師範もしていたそうです。
現在のJR奈良駅前本店は約70年前に2代目の岸馨氏が開店した2号店。

モータリゼーションの進展で開通したばかりの国道24号線(現在の県道木津横田線)沿JR奈良駅前に開店しました。